超音速ジェット粉砕機 Model PJM

”もどり穴”機構による相乗効果"

~分級効果Up、粉砕効果Up~

超音速ジェット粉砕機 PJM型


原理

  • 理論流速マッハ2以上で粒子同士の衝突により粉砕
  • 高速旋回気流により粗粉と細粉を分離
  • 粗粉もどり穴を設けた特殊な分級機構により分級
  • N Typeは分級ゾーンと粉砕ゾーンが分かれ、シャープな製品が得られる
  • S Typeは粉砕ゾーン内で同時に粉砕・分級を行う
PJM型粉砕原理

特長

N Type

S Type

  • 粉砕ゾーンの巧みな分級効果により、ナノレベルから数十ミクロンの粒度分布の狭い細粉が得られる
  • 粉砕ノズル内部に粗粉が戻り再加速されることにより、粉砕効果が高い
  • 粉砕ゾーン内のパーツは、オール・セラミック製 (標準仕様)
  • 低融点、弱熱性物質の粉砕が可能
  • 粉砕時のコンタミネーションがない
  • 可動部分がないため保守、点検が容易

仕様

 型式

圧縮エアー消費量

[Nm³/min]

コンプレッサー動力

[kW]

圧縮エアー供給口径

[-]

排気口径

[-]

本体重量

[kg]

PJM-80   0.4 5.5

Φ10チューブ

1.0Sヘルール 11
PJM-100 1.9 15 1.25Sヘルール 40Aヘルール 30
PJM-200 2.8 22 1.5Sヘルール 65Aヘルール 65
PJM-280 4.7 37 1.5Sヘルール 90Aヘルール 82
PJM-380 7 55 2.5Sヘルール

100A

JIS5Kフランジ

186
PJM-510 12 75

65A

JIS10Kフランジ

150Aヘルール 288

オプション仕様

1. 耐摩耗仕様 硬度の高い材料、もしくは弾性のある樹脂系の接粉部の表面コートが可能
2. 耐付着仕様

摩耗係数の低い材料での接粉部の表面コートが可能

ガスの加熱

3. 過粉砕防止仕様 適正分級風量を維持し、かつ粉砕力を制御可能なノズルから選択
4. 超微粉砕仕様

粉砕力をあげることが可能なガスを使用

5. 医薬品仕様

表面仕上げの選択

サニタリ式

6. 上部ケーシング開閉仕様

大型機の上部ケーシングの脱着が非常に便利になりました

7. MJM仕様 従来粉砕機に比べて構成部品が65%レス。アイソレータ内組み込みに最適。

MJM型仕様

従来粉砕機に比べて部品点数が65%レス。

アイソレータ内の組み込みに最適です。

部品点数:約150点⇒約50点

MJM型仕様

処理例

PJM-100型使用 酸化物処理例
PJM-100型使用 グラファイト処理例

PJM-100型使用 セラミックス処理例

Nd系磁性材料 処理前画像
Nd系磁性材料 処理前
Nd系磁性材料 処理後写真
処理後